息子の友達が家に遊びに来て第一声、「テレビちっさ…!」
びっくりしたんでしょうね。わかるよ、きっとおうちのテレビはもっと大きいよね。
うちのリビングのテレビは(リビング以外にありませんが)32型で、今時じゃないサイズのようです。
最近は”パーソナルTV”とも呼ばれるような大きさで、どうやら各自の部屋とかベットルームに置く用のカテゴリに入っている。私の友達の家も60型とかな?とにかく大きい。
一昔前は1インチ1万円とかで、薄型テレビって高級家電でした。(いつの話とか言わないでください)
だからこの大きさだっていたって普通だと思っていたのですが、引っ越しを機にあまりにも古かったテレビを買い替えることになって、今のお手頃さにおったまげました。
だからと言って大きいテレビを買わなかったのは、そもそも私ひとりだったらテレビはいらないなと思っているからなんですね。
何というか、その存在自体があまりにも暑苦しいというか、ででーんと部屋の真ん中に鎮座して、テレビ様のためにあらゆる配置を考えるのがちょっと癪でもありました。(大げさですかね、はは。)
しかし小学生の息子がいるので、お友達との会話に入れないとまずいなと思い、妥協点が、小さいテレビの導入でした。
でもテレビ線はつないでおらず、NetflixかAmazonのPrime videoをつけることになります。
というのもすごくCMが苦手なんです。CMってとにかく人の気を引くように作られているので、その15秒に投入される熱量が高い。否が応でも意識がそちらに向いてしまう刺激的な効果音、音声、映像、しかも一日に何度も何度も流れ、気づくとCMソングを口ずさんでいることに恐怖すら感じるわけで。
テレビ番組も毎日恐ろしいニュースの数々に、あとは何かひたすらモノや食べ物を褒めちぎるっているか、無理やり笑ってる?(ちがう?)コメディ番組ばかりでもう、流れているだけでちょっと疲れてしまうんですよね。
といった具合で、うちは”テレビ様”ではなく、”テレビ君”くらいの付き合いで、ちょっと間借りさせてあげている感じです。
なのでサイズも小さいし、何といっても自立して動かせるスタンドが肝心です。
このWALLのテレビスタンドにしたくてテレビを買い替えたと言っても過言ではないのですが、なぜ自立が大事かというと、テレビに合わせて人が座る場所を固定されるのではなく、テレビの方に動いてもらいたかったのです。
重ねて言いますが、”テレビのために自分が動くのが癪”なんですね。(しつこい)
このスタンドはとっても素晴らしく、耐震性もよくて確か震度7でも倒れない。大きい地震が起きたらきっとテレビだけは立ってるでしょうね。
電源の延長コードさえつければ部屋中に移動させられるわけです。なので、ソファにいても、ダイニングテーブルにいても、はたまたベットにいてもそちらに向けることができます。たまに息子とベットでムービーナイトと称して楽しんだりできます。
観ないときはすみっこに寄せてしまえばよく、デザインもよくて、文句なし。本当にこのスタンドがあってよかった。ありがとうWALLさん。(なんと今はキャスター付きになっていました。さすが。)
ちなみに私一人でいるときは、無害な感じの番組を見ています。上の写真に写っているのは、BBCの「ブリティッシュ・ベイク・オフ」です。みんながんばってお菓子を作っていて、メインの”審査員”二人の掛け合いもほっこりしてとってもいいです。
あとはひたすら暖炉の映像を流すとかそんな感じで、こうして私はテレビ君といい距離を保ちながら暮らしています。
テレビに縛られない生活、仲良く暮らす生活、みなさんもいかがでしょうか。
ではでは。
みなさんの暮らしのヒントになりますように。
ハバグッデイ。